南極での金環日食! 今回の新月が、この先半年間の道しるべとなる。
2026年2月17日の午後9時1分、水瓶座で新月となります。新月の数日前、2月14日の午前9時10分頃には、土星が魚座から牡羊座に移動を完了。ここから2028年4月までの土星牡羊座時代が本格的に始まりました。牡羊座は“スタートアップ” の星座。今はこの牡羊座の入り口で、土星と海王星が並んで輝いています。
さらに今回の新月では、金環日食が起こります。そして2週間後の満月(3月3日)には、日本でも見られる皆既月食が続きます。日食・月食のパワーが上乗せされる2月下旬~3月上旬の空模様は、次の日食・月食を迎える今年8月までのおよそ半年間に大きな影響を及ぼしてくるでしょう。
周りからの影響や期待を取っぱらって、『私が本当に表現したいことは何か?』と問うべき時期です。私たちは知らないうちに、他者から与えられたものを自分の中に取り込んでいます。そうしたものを1つ1つ見直してみて、いらないもの・自分の望みとは合わないものを捨てていくことで初めて“リアルな私”の姿が見えてくるのです。
それはある意味『私にとっての理想を突き詰める』行為であって、「私にはどうしても譲れないものがある」「その意見だけは絶対に受け入れられない」など、ときには他人とぶつかってでも自己主張しなくてはならない事実を認めることでもあります。もがきながらもゆっくりと、自分の可能性を確かめていくアプローチです。
この時期は、誰も味方になってくれないような心細い気持ちになることも多いでしょう。しかし、そんな苦しみを知っている人間はあなた1人ではありません。自分の力や才能を信じること、「こういう人でありたい」という望みに向かうのがあなた自身にとって自然な行動だと思い切ることで、何らかの答えが目の前にやってきます。チャレンジすること、恐れずに立ち向かうことそのものが、あなたの気持ちを解放してくれたり、今後の人生にとって重要なアドバイスを受け取らせてくれたりする結果につながるのです。
ただ心の中で考えるだけでなく、実生活でも理想に近づくための活動を始める、お仕事などを通して同じ考えを持つ仲間を集める、など模索してみましょう。また、『私のこんな気持ちを認めてもらいたい』と思うなら、ごちゃごちゃした荒削りの言葉でも良いので表に出してください。「そんなのおかしい」「目立つことをするな」と言ってくる人もいるかもしれませんが、行動しないことには誰の目にも入りません。オドオドと中途半端に動くよりは、最初から「私は引き下がるつもりはない!」という態度で強気に出たほうが好ましく、攻撃される確率も減らせるでしょう。何よりあなたにとって“楽しい”ことが大事です。もがいていても、本当に好きなことが対象であれば、苦しさよりも喜びが勝ちます。
冒頭に書いたとおり、土星と海王星が牡羊座の入り口で並んでいます(コンジャンクション)。土星と海王星のコンジャンクション自体、約36年ぶりくらいのことで、去年2025年に魚座で1度起こって、今回は2度目です。感受性の星(海王星)が現実の輪郭を溶かしていき、制限の星(土星)が現実を再び固めていく、そんな時代の変わり目です。夢見がちな幻想は片づけて、確かなものだけを拾い上げていくことになるでしょう。ただし、それは簡単なことではなく、当面は“揺らぎ”の中で迷いながら進んでいくことになると思います。

