2023年11月13日は『蠍座の新月』

新月のメッセージ

あなたの意思を示したいならスマートに。固く考えすぎず、柔軟に楽しむこと。

2023年11月13日の午後6時28分、蠍座で新月となります。
世の中には様々な常識や価値観がありますし、周囲があなたに求めてくる役割にもいろいろなものがあります。その中には、あなたの考えと一致するものもあれば、「それは違うと思う!」と感じるものもあるはずです。
この時期は、自分に合わないと思うものを拒否したい気持ちが生じて、あなたが置かれている環境をより良くするために積極的に意見を言いたくなりそうです。ただ、その主張はなかなか採用されないか、言い出しにくい空気感があって口に出せない、といった状況になりがちかもしれません。

荒々しい生の情熱や怒りをぶつけるだけでは、うまくいかないでしょう。事態を動かしたいなら、相手の興味を引けるようにあなたの意見を整え直すこと、もし必要であれば無駄な部分は削って、本当に主張したい内容を綺麗にまとめ上げることです。文章を書く人・芸術活動をする人であれば、インスピレーションに従って、ご自分の考えを何らかの作品として表現してみるのも吉。

あなた自身の利益になる主張をするだけなら良いのですが、自分と似たような待遇にある人・自分と同じ考えを持つ人に同情して、つい事を大きくしてしまうような場合は注意が必要です。自己犠牲に走りすぎて損害を受けることが無いように、適度にセーブすることがポイントだと知っておいてください。

あなたにとって嬉しいものであるほど、そして一緒に盛り上がって楽しめる仲間がいるほど、あなたが夢見たことが形になりやすい時期でもあります。そのようなシチュエーションに持ち込むために、フレンドリーな態度で人に接して、味方になってくれるように根回しすることも重要になってきます。

しかしその一方で、『いやいや、結果を出すには苦労しなきゃ』『こっそり裏で手を回すなんて駄目でしょ』といった世の中の風潮を気にする傾向も強まりがち。また、過去の経験から「こうすればいいんだ!」とピンとくるものがあっても、「結果がどう転ぶかわからなくて怖いな…」と感じてしまったり。あるいは、せっかく良いひらめきに恵まれているのに、「この程度のもの、とても人には見せられない」と黙って1人で抱え込んでしまうことも。

そのような思い込みから自由になって、あえて結論を急がない姿勢で先を見通していくことが大切。どんな行動をするのがベストか、すぐにわからなくて当たり前です。のんびりと構えつつ、タイミングを計りましょう。そして「今がチャンスだ!」と思ったら時を逃さず、あなたの思いを人と共有していってください。