2025年12月20日は『射手座の新月』

新月のメッセージ

一皮剥けた自分になるために、常識のアップデートを。

2025年12月20日の午前10時43分、射手座で新月となります。周りから期待される自分の役割をこなしながらも、どこかしっくりこない感覚があるというか、「もっとやりたいことが別にあるのにな……」「一皮剥けたいと思うのに、私ってこんなものなのかな……」とモヤモヤしそうな時期。一皮剥けるために必要な知識や情報はもう十分に揃っていて、頭の中ではゴーサインが出ているので、『自分はもっとできるはず』という確信のようなものがあるのも自覚していて、自分の思いを世の中に問うてみたくなるのです。

どうすれば人の目線を惹きつけることができるか何度もシミュレーションして、準備を怠りません。そこには「せっかく行動するなら自己満足じゃなく、社会に認められたい。応援されたり褒めてもらえたりする状態にしたいよね」「人から魅力的だと思われたいし、私自身にとっても好きで楽しいことをして喜ばれるのがベストだし」など、少々ちゃっかりした思惑も介在しているためです。

自分と近しい間柄の相手にも「私はこういう方向に進みたいの!」と主張しますが、意見をぶつけて喧嘩するというよりは、『わかってほしい』『むしろ同じ方向を向いてほしい』が本音なので、控えめで地に足のついた主張になりそう。
身近な環境に対して「○○を改善すべきだと思うんだよね」「納得いかない部分は変えていくべきだと思う」などと物申したくなりやすい時期でもありますが、自分がいる環境そのものを嫌っているわけではなくて、好きだからこそ変えたい、自分の考えを広げてみんなを説得したい感じになります。(考えを披露することで満足して、その先の現実的な活動をしないで終わってしまわないように注意!)

広い世間に向けて自分らしさを押し出していくには、自分の中にある「これが常識。普通のこと」「こういう場面ではこんな対応・行動を取るべき」といった思い込みをアップデートしていくことも重要になります。現在のあなたに本当に合う形へと、自分自身をも変えていく必要があるのです。
どこをアップデートすべきか判断することが難しかったり、自分らしさの半分を捨ててしまうような気持ちがして苦しく感じたりもするでしょう。そんな面倒なことを考えるくらいなら全部放り出して、いっそのこと別人に変身してしまいたい(自己像から解放されたい)と思うこともあるかもしれません。でも大丈夫。どこまで行こうと『自分は自分』で、あなたの潜在意識は取捨選択した結果を受け入れ、また新しい“私らしさ”を作り上げていくでしょう。