2024年8月4日は『獅子座の新月』

新月のメッセージ

人の気を引くにはストーリー作りが大事。どれだけ付加価値をつけるかはあなた自身が決めて。

2024年8月4日の午後8時13分、獅子座で新月となります。人に何かを教える時や心から共感してほしいと思う時は、「必要なことをきっちり伝えて、ちゃんとわかってもらわないと……」と真面目に考えすぎるよりも、相手が聞いて喜ぶような楽しいストーリーに替えてしまった方がうまくいきます。内容が大げさになったり、ウケ狙いの作り話が混じったりして正確さが失われる部分もありますが、そうした方が相手のためになりますし、あなた自身も心満たされる結果になりやすいでしょう。

この時期は、「あの人はこんなに人に尽くして頑張っているんだなぁ」「そんなドラマティックな体験をしてきたんだなぁ」と感じるような理想的な話や美談が好まれる傾向もあります。そして、そんな話に触れたことで、私も身近なところから頑張っていこう!と活動を始める人も出てくるでしょう。当人は善意でやっているので「みんなも○○しようよ」と誘っていきますが、少々押し付けがましいと思われるパターンもありそうです。
日常の何かを変えていこうとすること、マンネリ化した生活に喝を入れようと積極的に動くこと自体は良いものです。一方で、家族や親しい人と衝突したり、わかってもらえなくてイライラしたり、といったトラブルも起こりやすくなります。忍耐強さや臨機応変なコミュニケーションも必要になってくるでしょう。

「じつはね、○○にはこんな意味があるんだよ」「こうすると□□なメリットがあるよ」と切り口を変えて話してみることで、意外と人は動かされます。もしあなたに「これこそ私にとって価値があるもの!」と感じることや個性的な考えがあるなら、怖がらずに表に出しましょう。誰があなたに共感を示してくるかは予測できませんが、大切なのは特定の相手にわかってもらうことではなくて、あなたの理想に共鳴した誰かに、あなたの意思が届くことそのものなのです。

1つ注意してほしいのは、「もっと人を喜ばせたい」と思って、なんでもかんでもオープンにしすぎないことです。ただ人に尽くすだけでは、やがて「私の考えはたいしたものじゃなかったかも……」と価値を見失うことになります。
いくら周囲から感謝され、良い人だと思われても、あなたのやる気が萎えてしまっては本末転倒です。あなた自身が満足できるかどうかを優先するとか、いっそのこと「これは素敵なもの!」と信じる御心のままに、それなりの見返りを求める(情報を有料にするなど)といった“自分ファースト”なスタンスを意識してみることが望ましいでしょう。