2025年9月22日は『乙女座の新月』

新月のメッセージ

目を向けてこなかったこと、脇に置いていたことにこそ意識を集中して。

2025年9月22日の午前4時54分、乙女座で新月となります。前回の新月(8月23日)に続いて今年2回目の乙女座での新月は、『これまで「どうでもいい」「価値が無い」と思って目を向けてこなかったことや、時間的・精神的な余裕が持てずに放置してきたことに意識を向けてください』と伝えています。
自分に限界を感じる人、考えがマンネリ化している人ほど、不要なもの・ジャマなものと考えていたものの中に根本的な原因や問題を解決するための道しるべを見つけることになるでしょう。それは“あなた自身”という存在への定義づけを変える作業となるかもしれません。

2週間前は皆既月食でしたが、今回の新月では部分日食が起こります。日食が見えるのはニュージーランドやタヒチなどで、日本国内では観察できません。しかし月食・日食のパワーは大きいものなので、この9月の星空が示したメッセージは強く、これから半年ほど世の中に影響を与えると考えておくと良さそうです。(ちなみに約半年後の2026年3月3日には、再び皆既月食が日本全国で見られるイベントが控えています。)

自分という存在を見つめ直す体験をすると、「今までは世間一般の価値観に流されていただけだったんだな」「これまでのことは無駄だったのかな?」といった気持ちが湧き起こってくるかもしれませんが、そのように捉える必要はありません。『過去があってこそ現在につながるんだよ』『そうやって生きてきたから今のあなたがあるんだよ』と星は教えてくれています。

これまで表に出せずにずっと抱えていたものがあるなら、何らかの形にしてみましょう。すでに必要な知識を集めたり、あれこれ考え込んだりしてきたものがあって、このまま動かずにいるのが嫌になっているなら妥協せず、自己主張できる道を探すべき時期です。
「こうすれば人に喜んでもらえるかな」「誰かのためになるかな」とは考えすぎないように。ありのままの気持ちで行動するあなたに親しみを持ってくれる人達は、こちらが強引に呼び集めようとしなくても相手側から近づいてきます。世の中の人間全員に理解されたい・共感されたいとは思わないこと。あなたの考えとマッチングする一部の人達がいればそれで良いのです。

古い価値観にしがみついていても、時代の大きなうねりが不要になった価値観を崩していき、これまでとは異なる形へと変えていくように働きかけてきます。あなた自身の潜在意識からの呼び声こそが、『これまで目を向けてこなかったこと』の正体かもしれません。あなたの心の中に生まれてくるアイデアやイメージを追求することを怖く感じる可能性もありますが、そのイメージに背中を押してもらって前へと進むことで新しい自分の立ち位置が見えてくるでしょう。