2025年9月8日は『魚座の満月』

満月のメッセージ

3年ぶりの皆既月食! あなた自身の欲望に乗っかっていこう。

2025年9月8日の午前3時9分、魚座で満月となります。今回はなんと、日本では3年ぶりとなる皆既月食です。午前1時半頃~明け方の午前5時前まで月が欠けている長い月食で、皆既になるのは午前2時半~3時50分過ぎまでです。
真夜中なのでなかなか観察しにくいかもしれませんが、もし起きていたら窓からでもそっと夜空を見上げてみましょう。みんなが共有している潜在意識の奥で、何かが生まれ変わり、再び満ちてくるようなパワフルな満月です。

『本当は常識に縛られることなく、思いつくことを望むままにやってみたい』『人が驚くようなことをやってのけて、それで一発当ててみたい』などと考えやすい時期。一方で、そんな自分を認めたくない、欲望だらけで汚い自分の一面を見たくない、といった気持ちも出てきそうですが、今回は皆既月食のため、自分自身をコントロールしようとする意思よりも、感情や直感(=月)のパワーの方がぐーんと強まって、欲望に乗っかっていく方へと進ませていくでしょう。

相手のことを考慮して妥協するより、『私はこういう考えだ』『これが正しいと私は思っているんだ』と押し切っていくようなコミュニケーションをしやすい時期でもあり、そのような態度を取った方が評価されやすくもあります。「これは本当に私自身が望んだことなのかな?」「この思いつきの流れに乗る価値はあるのかな?」などと抵抗を感じる気持ちもあるでしょうが、あなた自身が自覚しにくいだけで、そこには確かに“あなたにとっての真の核心となるもの”が形作られているので大丈夫。
周りの人達がどう思うだろうかとか、思いついたアイデアを「変わっているね」「ちょっと受け入れがたいなぁ」と言われたらどうしようとか、考えなくてかまいません。もしこのような反応が返ってきたら、そのときはそのときです。立ち止まっていても仕方ないので、あなた自身の感性を信じて前に進むしかありません。

基本的には、“楽しみながらまったりモード”で行きましょう。今までやってきたことが急にどうでもよくなったり、やる気が起こらなくなったりもしそうですが、『それで良し。今は何よりも自分を1番可愛がりたい』と思ってください。
もしこれまでに「目の前にいる人みんなに寄り添って、親切にしてあげなきゃいけない」「誰にでも平等に接して、優しくしてあげないといけない」と考えていたなら、この時期に「もういい加減にしてよ!」「私にばっかり面倒事を押し付けないで。私だって休みたいよ!」と爆発する可能性あり。頑張り過ぎなくていいんです。もっと普通の、ごくごく当たり前の事をこなすだけであなたは十分に役目を果たしているし、あまり主張しないだけで本当は「すごく助けてもらって嬉しいよ。ありがとう!」と感じている人もたくさんいます。お互いにwin-winで、気持ち良く付き合っていられるくらいがちょうど良いのです。そんな『お気楽な考え』を意識的に持つようにして、他者との適度な距離感を保ってください。