2023年5月6日は『蠍座の満月』

満月のメッセージ

組織の中でできることと、あなた個人がやりたいことの両立。

2023年5月6日の午前2時34分、蠍座で満月となります。

今回の満月では、半影月食と呼ばれる現象が日本全国で見られます。
5月6日の午前0時過ぎ~午前4時半頃まで、地球の半影(濃い影の周りにあるぼんやりと暗い部分)に月がすっぽりと入ります。
月が欠けていく一般的な月食のイメージとは違い、月が少し暗くなる程度なので、肉眼では気づきにくいでしょう。食の領域が最も大きくなる(なんと月の99%が半影に入る!)午前2時半頃は、月の上部分が暗くなっているのがわかるかもしれません。

ドラゴンテイルで起こる月食は、あなたがこれまで執着していたことを手放させたり、自覚していなかった(あるいは認められなかった)あなたらしさを受け入れさせたりするでしょう。
あなたはこれまで、集団・組織の中に身を置くこと、その中で結果を出すことに集中してきたかもしれません。人との和を大切にし、皆で何かを作り上げていくことは素晴らしいことです。一方、その中で得たパワーは組織内だけで通用するものであり、「自分1人の力だ!」と誇れる状態には達しません。むしろ組織が無くなれば意味を失ってしまいます。

蠍座にある月は、今いる組織とのつながりを大事にしながらも、あなた個人の力を試したい気持ちを呼び起こしそうです。あなたの意志を表す太陽は牡牛座にあって、リスクを取ってでも前向きにチャレンジしたい気分を後押しします。
現在のあなたには「あの人にはお世話になっているから」「この仕事を任されているから」といった義務感で、つい自分のことを後回しにする傾向があるかもしれません。しかし、誰かのために何かをしてあげる行為は、自分の幸せを犠牲にしない範囲でかまわないのです。
この時期はいっそ、『人の期待に応えるべきだ』という思い込みを捨てていく方が楽になります。やりたいことがあるなら、それに取り組むためのプライベートな時間を確保して。そうすることで、周囲ともより良い関係を築き直すことができるでしょう。

何かにチャレンジするときは、人と争って勝ち上がるような分野よりも、自分自身の体験を生かして人に寄り添うタイプのものが良さそうです。ガツガツ飛び込んでいくのではなく、『望むものを引き寄せる』というイメージで、楽しみながらタイミングを待つことも重要。ウソやごまかしの無い、素直なあなたを打ち出して。
世の中の流行にもアンテナを張っておくと良いでしょう。皆が好んでいるスタイルをそのまま取り入れるのではなく、あなたの中に1度落とし込んで、あなただけの個性として確立することで気持ちがウキウキしてきます。