ゆったり過ごしつつ、「未来の自分はどうありたいか?」を見つめ直して。
2025年10月7日の午後0時48分、牡羊座で満月となります。前日の10月6日は中秋の名月。スーパームーン(今年最も大きく見える満月)となるのは来月ですが、今回もそれに近い月が観察できます。夜の気温が下がって、澄んだ大きなお月様が似合う秋らしさが出てきましたね。
この時期はよけいな先入観を外して、フラットな目線で自分のことや周りの環境を見つめてみましょう。ガツガツ頑張るのではなく、プライベートな時間をゆったり確保して、きちんとした食事や睡眠を取りながら心を落ち着けていくことを意識してください。
また、あなたが「私の長所や特技は○○だから、こうすれば喜んでもらえるはず!」「自分のこんな部分が好き!」といった気持ちで周囲にアプローチをかけても、なかなか予想したとおりの反応は返ってこないかもしれません。むしろ相手は、あなたが「えっ、そんなところに興味を引かれたの!?」と驚くような部分に「いいね!」とリアクションしたがる可能性が高いのです。
相手から予想外の反応を見せられることを、あなたは「これまでとは何か違う」「常識的に考えてあり得ない」などと受け入れがたく感じそうです。しかしながら、そこにはあなたにとっての『未知の学び』『これまで知らなかった大切なことに気づかせてくれるチャンス』があります。だからこそ、冒頭に書いたとおり“先入観を外した”状態で、自分とは異なるものもおだやかに受け入れて、その上で自分にとってメリットのある形に取り込んでいこう、と考えることが吉なのです。
自分と似た価値観を持っている人達と出会ったり、そのようなグループと一緒に活動する機会があったりした場合、あなたは「もっと私のことを深く知ってほしい!」「私はこの人達のことを信じてる!」とのめり込んで、急激に仲良くなっていく可能性があります。あるいは、みんなの心を1つにまとめるようなカリスマ的な存在が音頭を取ってくれるパターンもあり得るでしょう。
ちょっと注意した方が良いのは、そんな“似た者同士”の付き合いが心地よくて、つい彼らとの交流にばかり時間を使いそうな点です。ただし、もし限られた付き合いの中に没頭してしまったとしても、そこにある人間関係は悪いものではないですし、あなた自身も「心から素直に願ってそうしている」という感覚を持つでしょう。しかし今後のことまで見据えるならば、価値観の合う人達と楽しい体験をしたことを改めて自分自身の感覚として落とし込んで、「それ以外の場所でも活用していけないかな?」と試行錯誤してみることが大切になってきます。
同じグループの中だけで交流を続けてこじんまりとした充実感を得て満足するのではなく、今度はあなたが「私はこんな素敵な体験をしたんだよ!」と発信することで仲間を増やしたり、別の新しいグループを作っていったりできるとベストでしょう。そうやって少しずつ日常を変えていくことは、あなたの心の癒しになると同時に、いつか時間が経ったときに「あの頃はこんなことができているとは思わなかったなぁ」と感慨深く振り返ることができるような『理想の未来をコツコツと形作っていく行為』ともなります。